ローヤルゼリーは認知症にも効果

ローヤルゼリーと認知症

ローヤルゼリーを食べる女王バチは、食べない働きバチの数十倍の寿命を手に入れます。古くから長生きの妙薬といわれてきたローヤルゼリーは、認知症にも効果があります。この記事では、そんなローヤルゼリーの驚くべき力をご紹介します。

ローヤルゼリーとは

ローヤルゼリーは、花粉や蜜を原料に働きバチが作る女王バチのための特別な食品です。人間に必要な9種類の必須アミノ酸、ビタミンB群や8種類のミネラル、タンパク質など合計で約40種類もの栄養素を含むスーパーフードなのです。さらに、ローヤルゼリーにはデセン酸やアセチルコリンという珍しい成分が含まれており、これが認知症に効果をもっているといわれているのです。

認知症に対するアセチルコリンの効果

認知症の中でも、アルツハイマー型の認知症患者は、脳内伝達物質であるアセチルコリンの活性が低いということが報告されました。アセチルコリンは認知機能に深く関わっており、不足すると記憶力や集中力が低下してしまいます。アルツハイマー型の治療では、アセチルコリンの量を減らさないような薬物治療もあります。しかし、ローヤルゼリーなら、薬に頼らずにアセチルコリンを補給することができます。アセチルコリンは補給してもすぐに消費されるので、ローヤルゼリーを毎日摂取することが大事なのです。

認知症に対するノビレチンの効果

また、アルツハイマー型認知症に効果がある成分としてノビレチンが近年注目されています。アミロイドβというタンパク質の脳内での蓄積・沈着がアルツハイマー型認知症の原因のひとつであるといわれており、ノビレチンはアミロイドβを減少させ、沈着を抑えることができるとされています。そして、ローヤルゼリーにはこのノビレチンの活性を高める効果があることがわかりました。ノビレチンを多く含むシークァーサーなどの食品と一緒に摂取することで、著しく効果が上がったという結果もでました。今後、さらにローヤルゼリーと認知症治療の関係が深まっていくでしょう。

ローヤルゼリーには、アセチルコリンを補い、ノビレチンの活性を高める作用があります。認知症の治療では薬物が用いられることがありますが、ローヤルゼリーを摂取すれば、薬を使わずにこれらの有効成分を取り入れられるのです。認知症の予防としても、ローヤルゼリーを毎日摂取していくと効果的です。